seraphyの日記

日記というよりは過去を振り返るときのための単なる備忘録

臨終にたちあう。

分解し、清掃し、組み直し、入れ換えて、その都度、すこし持ち直した。
しかし、やはり、逝ってしまった。納得できないし、なにが原因かわからない。
だが、思い返せば症状は数ヵ月前からでていたのだとおもう。
パラレルポートがおかしくなり、SCSIカード、RAIDカードの競合がおこり、そしてフロッピーを認識しなくなり、起動したり、しなかったりするようになった。
後半は、その病巣の進行状態が僅か一週間という急速なものだった。
まるで、ほんとうに老いて逝ってしまったかのようだ。
寄り添うように並べていた初代自作マシンも後を追うように、ほんとうにあっさりと一緒に逝ってしまったのも偶然ではないのだろう。
二代とも彼岸のころに逝ってしまった。
手はつくしたと想う。
肉眼ではみえなかったが、取り外して拡大鏡でよくみると、Athlonのコアもすこし欠けている。
歴代マシンのなかで、現役のまま大往生したのは、この二代だけだ。
そしてマシンの「死」に立ち会ったのもはじめてだった。
最後まで苦労をかけたと想う。ほんとうにご苦労さまでした。