seraphyの日記

日記というよりは過去を振り返るときのための単なる備忘録

vmwareにfedoracore2を入れてみる。vmware-toolsは挫折。

いままで、というか2週間前まではWindows2000がメインマシンで、その上でVMWARE Workstation 3を使っていたのだが、これをWindowsXPに入れてみると、なにやら物理アドレス拡張(PAE)をサポートしているホストOS上では動きません、とかいわれて使えなくなっていることに気がつく。いままでVMWARE3で十分だと思っていたのでバージョンアップしていなかったのだが、これでバージョンアップしなければなくなったということか。まずは、本当に動くかどうかVMWARE Workstation 4の試用版を入れてみてFedoraCore2を入れてみる。一応、インストーラは動作するようだ。
しかし、起動するとXが立ち上がらずに再起動後に続行されるインストールが完了しない。
ネットで調べて、/etc/X11/xorg.confでdepthが16になってたら24にすればいい、とあるので、やってみる。これでstartxで起動できたのでリブートすると、インストーラが続行した。

Section "Screen"
        Identifier "Screen0"
        Device     "Videocard0"
        Monitor    "Monitor0"
        DefaultDepth     24
        SubSection "Display"
                Viewport   0 0
                Depth     24
                Modes    "1152x864" "1024x768" "800x600" "640x480"
        EndSubSection
EndSection

ようやくインストール完了。
で、vmware-toolsを入れてみようと思うが、これは注意書きにあるとおりX上ではインストールできない。セッションをログオフしてもCTRL+ATL+BSでXを落としてもFedoraCore2はセッションマネージャが立ち上がってくるので、どうやってもX上をとめられない。init 1とかすればいいのかな、と少々強引な気もしたが、ここでXもサービスも片っ端に落とした状態でインストールしてみる。いろいろ聞かれるので、ぜんぶyesで答えていったら、今度はXの画面が、まるで同期がとれていないCRTモニタのように大変なことになって起動できなくなってしまう。早急に直したいと思ったりしたが、手当てはなく、vmware-toolsをアンインストールして再起動。なんとか、これで正常に戻る。
ネットで調べたところ、VMWAREはFedoraCore2を正式にサポートするつもりはないと表明しているらしく、また、FedoraCore2にはXF86Configなどはなく、xorg.confの方式に変わっているため、vmware-toolのインストーラでは無理っぽい、とのメモ書きが発見される。ハードディスクやモニタなどが低速で動作したままであることは辛いと思うのだが、動かないよりはマシ、ということでvmware-toolをインストールするときconfigは実行せずnoと答えておく。こうすることで、とりあえず、vmware-toolboxだけは起動できるようになるので、マウスが仮想マシンとホストマシン間で相互通行できるようになる。…まあ、フル画面で使うか、もしくは最小化しているか、どっちかだと思うので使うときだけ立ち上げればいいのかな。*1
45日間の評価版なので、まあ、これで使えそうだったら2万円でバージョンアップしようかな。

*1:しかも、Gnomeセッションの起動時に自動起動させる方法もわからないし。