生徒に体罰や暴言を繰り返したとして2003年11月に北九州市教育委員会が懲戒免職にした市立中学校の男性教諭(36)について、同市人事委員会が「免職は重すぎる」として停職6カ月の懲戒処分に修正裁決していたことが17日、分かった。
市職員の懲戒免職処分が人事委裁決で修正されるのは全国的にも異例という。採決を受けて男性教諭はことし4月に復職、別の中学校で教壇に立っている。
教諭は01年から03年にかけ、顧問をしていた卓球部の部員に対し、練習や試合中に手でたたくなどの暴行を加えたり「死ね」などの暴言を繰り返し、2人が自律神経失調症や不登校になったとして懲戒免職処分になった。
(共同通信) - 5月17日10時24分更新
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