seraphyの日記

日記というよりは過去を振り返るときのための単なる備忘録

Fedoracore4を入れる。

最後にfedoracoreを使ってから10ヶ月ぐらい経過している気がしてきた。

はてなの日記を見てると、最後のログが2004/12である。
その日記には、fedoracore3を入れたことを記録しているだけ。たぶん、その後、1〜2週間ぐらい使ったとは思うが…、
ああ、そうか。
あのあと、WindowsXP64ビット版を試したりしていたのか!

ということで、1年ぶりにFedoracoreを入れなおす。
今度は4で。

ドライバ周りでは、オンボードRAIDを認識するようになってるな。Fedoracore3では、RAIDの認識ができなかったが、まあ、ほっておいたような気がする。巷でウワサの何とかという新しいファイルシステムでも採用しているかと思ったが、ext3のままか。

おやー、javaeclipseが選択できるようになってるよ。
これがウワサのgcjですか。
jdk1.2にも到達していない、まだまだ未熟なプロジェクトとは聞いていたうえに、アドバンテージはjreランタイムを必要としないことぐらいなので試す気にもならなかったが、まあ、ちょうどいい機会だ。試してみよう。

ちなみに、gcjとは、JAVA仮想マシンを使わずに直接実行ファイルとしてコンパイルすることを特徴としている。だから、JREが必要ない、というのがウリみたい。

最近のJavaVMはC++で書いたコードに匹敵するスピードが既にある上に、おそらく実行時に動的にチューニングできるという意味では将来的には静的にコンパイルされたコードよりも速くなったり、あるいはマルチプロセッサ/グリッド環境ではハードウェアの仮想化による劇的な変化ができる可能性があるなど、仮想マシンを使わないことのアドバンテージは、ほとんどないといってよい。むしろ、時代遅れである。

しかし、いえることは、gcjのような方法ではJREを使わないので、JREをインストールする必要がない、ということ。そして、SunのJavaVMの実装では、仮想マシンのために予め贅沢にメモリを予約してしまうが、この無駄が無くなるということ。
C++の複雑さに辟易しつつも、Linuxのような小さなメモリで、軽量なランタイムを求めている部分にはgcjが受け入れられる余地はあるとは思う。

では、ログインして、早速、Eclipseを動かしてみようじゃないの。

おわー、スプラッシュウィンドウ、しょぼいなぁ。
貫禄がないよ。なんか、古ぼけたバラック小屋にエントリーするみたいじゃないの。
Linux系には、まともなデザイナがいないのかな。
この右下に書き加えたような「Native」という文字が、gcjコンパイルされたことを意味しているんだろうねぇ。

しかし、立ち上がり遅いなァ。

Eclipseは、たしかに遅いけど、ネイティブのくせにメモリ予約しすぎてるんじゃないの?

…。

おい、ちょっとまて。
いくらなんでも遅すぎるだろ。

ハッ、まさか…。

キーボードきかない。マウス動かなーい!!
Xが死んだか!!
というか、NumLockが効かない時点でダメか。
だめだ、制御を失っている。

結論:

gcj/および、eclipse nativeはクズ。すくなくとも、fedoracore4についているバージョンに関しては。
もちろん、fedoracore4は半年以上前にリリースされているわけで、今はマシになっているかもしれない。
私のハードウェアとの相性が悪い可能性も否定できない。
SuSEは「警告」にしてあるので、それが影響しているとは思えない。
どっちにしても、この死に方は尋常ではない。
いくら実験ディストリビューションとはいえ、危なくて使ってられるか。