seraphyの日記

日記というよりは過去を振り返るときのための単なる備忘録

バグ出荷

今日は散々な日だった。
出社して30秒で緊急事態にハマる。
こんなビターテイストなエクスペリエンスは…久しぶり。


でも、最近、まったりしすぎていたから、目覚ましにはなったような…、不謹慎だな。


全国十数か所のうち、ある1つのところにだけデータが届かない、というバグを出してしまいました。
一昨日から発生しているのに「とどいてないところが1つあるように見えるんだけど。」と今朝(14日)になって問い合わせ。
マスターデータが捩れていたデータ不整合が引き金だが、データは2003年から壊れていた模様。今までのロジックでは不正データがあっても(影響を受けず)処理できるような流れだったが、今回の改修で顕在化させてしまった。(しかも、本当に、どうでもいいような場所。)
想定外のマスター不正データなんて、リグレッションテスト範囲外なのですり抜けてしまったんだなァ。
おまけにデータが壊れていることが引き金だということに気付くまでに時間がかかってしまった。

言い訳になるが、副作用を含めて互換性を維持するのは、とても難しい。リファクタリングは正しいことだと思うが、完璧なリグレッションテストの自信が必要だと思った瞬間。


(でも、そんなのムリだよ、という心の声あり。)


そして、些細なバグとはいえ、また、リカバリまで24時間以上の余裕があり人的リカバリができる場所とはいえ、本番で障害を起こすと業務に支障が出るということ。それをリカバリーするために沢山の人に迷惑をかけてしまうということを改めて実感。