seraphyの日記

日記というよりは過去を振り返るときのための単なる備忘録

FedoreCore5を入れる

ダウンロードサイズが日に日に大きくなっているような…

マイミクさんがFC5のダウンロードができない、というので興味を引かれてダウンロードしてみた。
 4GBほどあるのだが、KDDIはサーバが落ちていて、RIKENなら10分足らずで落とせた。
 引越しでバタバタしているので来月にでも入れようかと思ったが、ふと魔がさして入れてしまった。

 といっても、入れたのはVMWAREだけど。

 VMWAREは標準で作成される仮想ディスクがSCSIエミュレートなので、FC5のインストール時にBusLogicのドライバを明示的に指定してあげないと認識しないが、それ以外はサクサクと認識してインストールしてくれた。時間はかかったけどね…。

VMWARE対応している!!

 あまり期待していなかったが、このFC5、X11R7になっているらしく、これがvmwareのディスプレイドライバを認識してくれるの。

 すばらしいよ、今までvmware-toolsを入れてドライバを入れ替えないと800x600が精一杯だったのに。
 これだけで、オレ的には、すげー満足した。

 (ちなみに、私が使っているVMWAREは少々古いのでドライバはもともと入らないと思われる。)
 (起動するたびにデスクトップのアイコンの位置が変わっているのは、ナニ?)

GCJは無視、JAVAの設定は少し必要みたい。

 GCJのネイティブJAVAはハナから期待していないので、JAVA系は一切いれず、ダウンロードしたSunのJDK1.5.06を入れてみたが、これがSwingで文字化けするの。
 調べたら、JDKが環境をRedHatと認識して、RedHat用フォントを使おうとするが、FedoraCoreには、そのフォントがないから起こる現象だということ。
http://d.hatena.ne.jp/maudlin/20060407/p1
 ここにある方法とおり、フォント名を変更して解決。

FireFoxはレガシーアプリケーションらしい。

 インストール時にブラウザやOpenOfficeなどは入れなかったが、FireFoxLinux版をダウンロードして入れてみた。
 FC5のインストール時にレガシープログラムのサポートライブラリを入れないとダメだね。
 std-c++なんとかのsoが無いといわれて立ち上がらない。
 現役で使われているのにレガシーと呼ばれているのは、なにか新しい潮流ができつつあるのだろうか?
 このあたりの流行、さっぱりわからない。

雑感

 あと、なんかFCは日々容量が増えているような気がする。
 OpenOfficeやTeTeX、サーバー類を一切いれずに、ただ、開発ツール、開発ライブラリ、GNOME開発とか入れているだけなのに、3GBも食っている。…前から、こんなに食ってたかなぁ。
 仮想ドライブは4GBに抑えたいのだ。(仮想ドライブまるごとDVDにバックアップすれば、いつでも復元できるから。)
 (個人的にはQtが嫌いなのでKDEもいらない。)

RPMは勉強不足により信頼できず。

 rpmの仕組みは、いまだによく分らない。
 依存関係やインストール済みコンポーネントを、どうやって識別しているんだろう?
 rpmで入れると、下手に差し替えできなくなりそうで、そうゆう意味で、ならべくtar.gz展開で入れられるものは、そっちにしたいなぁ、と常々思っていたが。
 そろそろ、パッケージとして配布するための技も身につけておけ、ということかな。

結論

 やはりデフォルトでグラフィクスドライバをもっているのは大きいな。
 まあ、どうせWindows上でプログラム書いてsftpで転送してsshコンパイルして、という感じになると思うから、X上で作業することはほとんどないと思うけど、それでも、やっぱり気分はいい。
(壊しては、スナップショットから仮想ドライブを復元する、という繰り返しか。)
 FC2/3/4と、Xがまともに使えない状況が続いたが、これで、しばらく遊べる環境ができたような気がする。