seraphyの日記

日記というよりは過去を振り返るときのための単なる備忘録

Oracle Instant Clientメモ

Oracle Instant Clientとは

従来のUniversal Installerにかわり、単なるzipファイルとして配布されている。
導入するには、単に圧縮解除して任意のディレクトリに配置し、そこにパスを通すだけでよい。

配布されているもの

http://otn.oracle.co.jp/software/tech/oci/instantclient/10104/instantclient_win_dl.html
バージョン10.2.0.2では、以下のファイル

  • Instant Clientパッケージ - 基本
    • Instantclient-basic-win32-10.2.0.2-20060508.zip
    • OCI、OCCIおよびJDBC OCIアプリケーションの実行に必要な必須ファイル。
    • 追加サポートは、いずれも、この基本が必須である。
  • Instant Clientパッケージ - JDBC Supplement
    • instantclient-jdbc-win32-10.2.0.2-20060508.zip
    • JDBCでのXA、国際化、および行セットに対する追加サポート。
  • Instant Clientパッケージ - SQL*Plus
    • instantclient-sqlplus-win32-10.2.0.2-20060508.zip
    • Instant ClientでSQL*Plusを実行するための追加ライブラリおよび実行可能ファイル。
  • Instant Clientパッケージ - ODBC
    • instantclient-odbc-win32-10.2.0.2-20060508.zip
    • Instant ClientでODBC アプリケーションを有効にするための追加ライブラリ。
    • Windowsの場合、ODBCを設定するためのインストーラも含まれる。
  • Instant Clientパッケージ - SDK
    • instantclient-sdk-win32-10.2.0.2-20060508.zip
    • OCIおよびOCCIアプリケーションを開発するためのヘッダー・ファイルとMakefile
    • 開発されたアプリケーションは、任意のクライアント環境に配置できる。

これをダウンロード後、フォルダ上に展開。適当な場所に配置して環境変数PATHに設定。

SQLPlus

SQL*Plusの追加サポートを入れれば、とくに設定せずともSQLPlusはすぐに利用可能。
その場合、以下の形式でデータベースと接続する。

sqlplus ユーザ/パスワード@IPアドレス:ポート/SID

ただし、日本語が文字化ける場合は環境変数NLS_LANGを設定しておく必要がある。
たとえば、

  • NLS_LANG=JAPANESE_JAPAN.UTF8
  • NLS_LANG=JAPANESE_JAPAN.JA16SJIS
  • NLS_LANG=JAPANESE_JAPAN.JA16EUC

のいずれかのような形で環境変数にセットしておく。