seraphyの日記

日記というよりは過去を振り返るときのための単なる備忘録

XDMCP経由Gnomeデスクトップからのログオフ(2010/5/2追記)

いままでGnomeの「ログアウト」を選んでも画面が真っ暗になるだけでログイン画面にもどる気配がなかった。

どうやら、五分以上放置していればログオフしていたらしいのだが、せっかちな私はログアウトはあきらめて「pkill gnome-session」とかして殺していた。

しかし、どうかんがえてもおかしいだろうと、本日調べてみたら、あっさりと解決方法がみつかった。

http://software.fujitsu.com/jp/pcx/note/index.html#note_14_5
とか
http://www.astec-x.com/FAQ/xp_sp2_fw.html#problem
とか

WindowsXPであれば、Windowsファイアウォールのポート16001を受信可能にしておけばよいらしい。で、refuseの応答があればログアウトは継続されるらしいのだが、ファイアウォールが有効であるとパケットが捨てられるので応答もなく、それで待ちに入るらしい。refuseが即座に帰ってくれば待ちも発生しなくなる、というメカニズムのようである。

問題はVista/Windows7であり、こちらはファイアウォールを有効にしていてもrefuseは返さないらしくパケットは単に捨てられる仕様らしい。(セキュリティのためにはよろしいかと思われるが。)

その場合は、CentOS側のログインしているユーザの環境変数で「ESPEAKER=localhost:16001」のように設定しておけば、ログアウト時には、そちらに接続しようとするので、そちらでrefuseなり返す設定にすればよいらしい。

試したところ、うまくいったのでメモを残す。(2010/5/2記)