seraphyの日記

日記というよりは過去を振り返るときのための単なる備忘録

K8V SE Deluxにcentos5.2(x64)をいれてみる。(メモ)

NTLDRの消し方。

以前、WinXPをいれてた80GBのお古のハードディスクをそのまま使ったので、
/dev/hda のMBRにNTLDRが残っている。
centosインストーラgrubで上書きしてくれるものと思ったのに、気を利かせているのか上書きしてくれない。(いろいろオプションを試したけどだめだった。デュアルブートできるようにするため?)
なので、ネットから断片的に情報を得て、MBRを手動で消してみた。

dd if=/dev/zero of=/dev/hda bs=512 count=1

たぶん、grub-installすれば解決してのかもしれないが、そのまえにいろいろ試していたので改めてインストールディスクで入れ直し。
試行錯誤していたので、パーティションは手動で設定。
/dev/hda1 を/bootにして、残りを論理ボリューム用にする。
grubMBRではなく、/dev/hda1に。

全般的に。

マザーボード + 1GB Memory + HDD(IDE) + CD-RW + radeon7500 + USB Keyboard/mouse だけの、シンプルなマシン。CentOS5.2(x64)は、オンボードサウンド、オンボードLAN、
RADEON、USB keyboard/mouse すべて特になにもせずに認識してくれた。
Fedora2,3あたりで苦労していたのが嘘のよう。XP64でもRADEON 7500はドライバがなくて泣かされたのにCentOSは素晴らしい。

XDMCPでリモートで入れるようにしておく。

良く使うコマンドはともかく、管理ツールなどは覚えていないのでGUIで俯瞰的に操作したい。WindowsXmingでリモートログインできるようにXDMCPをリモートで使えるようにして、ポート177(UDP)を開放。(rootのログインも許可。)
Xmingの導入手順は、http://d.hatena.ne.jp/seraphy/20081003#p2 のとおり。
常用しているのはVista64マシンだが、Xmingで問題なくログインできることを確認。概ね、問題無し。
ただし、Xmingを使う場合、emacsの日本語入力のための設定は必要だった。

setroubleshootサービスは切る。

SELinuxは、とりあえずpermissiveにしておいて、SAMBAの設定まわりでいろいろ警告がでて、それに対応するにはsetroubleshootが便利に使えるのだが、これに関連するデーモンがメモリをやたら食うことが判明。
ある程度設定が決まったら、サービスからOFFに設定しておくのが良いようだ。

lm_sensorsをいれてみる。

これから寒くなるので関係ない気もするが、ヘッドレス状態で空調のない物置部屋に設置するので、マザーボードの温度などをモニタできるようにlm_sensorsをいれる。
ただし、CentOS5.2(x64) + k8v + Athlon64 では標準のものでは「General parse error」といわれて動かない。
http://atrpms.net/dist/el5/lm_sensors/ から、

  1. libsensors3-2.10.6-55.el5.i386.rpm
  2. lm_sensors-2.10.6-55.el5.i386.rpm

を落としてきて入れる。*1
ハードウェアを検出するために、sensors-detect する。(Yesの応答だけ)
あとは、chkconfig --add lm_sensors して、chkconfig lm_sensors on して、/etc/rc.d/init.d/lm_sensors start する。
sensors とすれば温度などをモニタできる。温度が正しいかはわからないが、BIOS画面と同じなので目安にはなると思っている。


とりあえず、こんなところ。
ちなみに、ワットチェッカーで測ったら、だいたい平常時は75Wぐらい。負荷がかかると、100Wぐらいになるようだ。ファンがうるさく古いわりに消費電力は少なめかな。手持ちのマシンの中ではノーパソを除けば最も消費電力はすくない。

*1:x64を入れるべきだったのかもしれないが、うっかりi386をいれてしまい、しかも、とりあえず動いているので、あえて試していない。