seraphyの日記

日記というよりは過去を振り返るときのための単なる備忘録

Modula2本入手

Modula‐2入門 (海外ブックス)マイクロソフトウェア社(MSじゃないヨ)発行の「Modula-2 プログラミング 改訂第3版」をヤフー・オークションで入手。
後者はともかく、前者は中学3年か高校1年ぐらいの冬、寒い雪降る新潟で読んだような記憶がある。
というか、今読み返して、よく、こんな本を読んだよな、という気持ちと、BNF記法とか構造化プログラミングの説明を書籍として読んだのは、この本がはじめてだったのかな、と思い返す。
高校時代はF-BASIC86とC言語しか知らなかったが、構造化プログラミングの重要性は理解していたつもり。ということは、結局、この本でそれを学んだのか。もはや記憶が古すぎてあいまいだが。

「協調型計算システム、分散型ソフトウェアの技法と道具立て」を買う

オークションでModula2と一緒に「協調型計算システム、分散型ソフトウェアの技法と道具立て」を勝ってみたのだが、難解でよく読めていない。しかし、驚きなのは昭和61年初版で、まだISBNコードが裏表紙についてない古さ、ってコト。
EJB(+CORBA)やJMSなどの分散オブジェクト、分散トランザクションエンタープライズ・メッセージングまわりの仕事をしている都合上、分散オブジェクト関連技術については興味を引かれるところが強いのだが、たぶん、この本は分散オブジェクトの前の世代の本だろう。この時代から強い関心がもたれていながら、いまだに大規模な成功というものが見込めていないとは。

まあ、ある種、自己増殖型のウィルスが、とても強固な何の役にも立たない自律型分散オブジェクトと見ることもできなくもないが。つーか、有害。しかし、その増殖能力と、きっちりとクライアントのマシンパワーを頂戴する仕組みは、いわゆる、グリッドコンピューティングの理想的な形かも。