seraphyの日記

日記というよりは過去を振り返るときのための単なる備忘録

学習塾用データベース

かれこれ4年前ぐらいに作った学習塾データベースのバージョンアップを、かれこれ2年前ぐらいに頼まれており、かれこれ1年前以前から作りかけては破棄してを繰り返してきた。本日も、これを繰り返す。TOMCATでいこうか、ASP.NETでいこうか、あるいはACEのウェブサーバを利用させてもらうか、テクノロジ選択自体がブレている。もちろん依頼主の学習塾で使えることが第一だが、おそらく扱いが容易で簡単にインストールできたほうが良い。そうなると、ソリッドな感じにするのが良いだろう。となると、IISDotNETと組み合わせるのは、ある程度の知識のあるSEでないと保守は難しいだろう。かといって、TOMCATも似たようなもの。DotNETならMSDE2000とか使えるが、TOMCATの場合はどうするか。LinuxならPostgreSQLかもしれないが、WindowsだとCygwinも必要になるし。*1ライセンス的な問題を考えるとLinux上で動作するのも捨てがたい。技術的にはACEを使ってC++でごりごり書いてみるのも楽しそうだが、手間がかかりすぎるのも事実。データベースも件数から言って、データベースである必要もないのだが…。オブジェクトのてっとりばやい永続化機構としてはJET4かMSDEが手短だが、Linuxでゆくなら標準装備のバークレイDBか。いっそテキスト編集可能なXMLにしてしまうのもアリかも。まあ、技術的な選定はおいといて、とりあえず画面はHTML系であることは確定。もともと現バージョンがHTMLだし、やはり複数ユーザーが複数端末から操作でき、且つ、クライアントにプログラムのインストールが不要であるウェブアプリは操作性やレスポンスに難があるといわれつつも、まあ、情報確認がメインとなる用途ではウェブは使いやすいと思う。よって、本日は、とりあえず、何を実現すべきかという要件レベルをHTMLのモックづくりで確認する作業を延々と行った。いろいろ考慮すべき副次的要件が見えてきて、やはり「画面デザイン」が要件に含まれるという重要性を再認識。また、画面デザインは隠れた要件を発見する重要な手段だと気づいた。

*1:CygwinのいらないネイティブなWindowsPostgreSQLは、まだベータ版だし。