seraphyの日記

日記というよりは過去を振り返るときのための単なる備忘録

クラバードを読む

クラバート
クラバートを読む。
1980年翻訳初版(原作は1971年らしい)だが、このファンタジは秀逸だ。読んでみて、わかった。たしかに国際アンデルセン賞、ドイツ児童文学賞はダテではない。各種推薦をうけ、また、本の帯にある宮崎駿の「自身をもって推薦します」という短い言葉からも実力派の作品なことは間違いない。「千と千尋の神隠し」のエピソードの一部にも使われているとか。(しかし、あまり効果的な使い方ではなかったと思うケド。オリジナルのほうが勝ってるよねぇ。)
アマゾンのカスタマーレビューの評価の高さから買ってみたのだが、これは非常に良かったと思う。