スティーブ・ジョブズに感銘をうける
この人は天才だと思っていたが、それ以上だった。
http://nikkeibp.jp/sj2005/contribute/c/01/
- ところが、世間知らずなものだから、選んだのはスタンフォード並みに学費の高い大学。労働者階級である親の貯えは、みるみるうちに学費に消えていきました。
- もちろん、そのときは不安でした。でも、いま思うと、人生で最良の決断でしたね。なにしろ、興味のない科目はもう受ける必要がないし、おもしろそうな科目だけ聞くことができるのですから。
- 試しにカリグラフィの授業をとってみようと思い立ちました。どうせ私は退学したんですから、通常のクラスに出る必要はないですし。
- 中退しなければ、カリグラフィの授業には出なかった〓〓カリグラフィの授業に出なければ、美しい書体のパソコンはできなかった。もちろん当時の私には、未来に先回りして、そうした点と点を結ぶことなど、できるわけがありません。でも、10年たってから過去を振り返ってみると、点と点のつながりは明らかです。
- そのときは気がつきませんでしたが、のちになって、アップルをクビになったことは、人生で最良の出来事だとわかってきました。
- 「成功者」としての重圧は消え、再び初心者の気軽さが戻ってきました。
- それにしても確かなのは、アップルをクビになっていなければ、こうした出来事は1つとして起きなかったということです。口に苦い薬でしたが、病人には必要だったんでしょう。
- 決まった教義なんかにとらわれてはいけません。それは、ほかの人が考えた結果を生きていくに過ぎないことだからです。他人の意見という騒音に、みなさんの心の声がかき消されないようにしてください。
- 「ハングリーであれ、愚かであれ(Stay Hungry. Stay Foolish.)」それが、彼らの別れのメッセージだったのです。
スティーブ・ジョブズ(Steven Paul Jobs, 1955年2月24日 - )
近年では業績不振に陥っていたApple社に暫定CEOとしてM&A、iMac・iPodの発売、Microsoftとの資本連携などによりApple社の業績を回復させた。暫定CEOに就任して以来、CEOそれ自体への給与は毎年1ドルしか受け取っていないことで有名である。このため「世界で最も給与の安いCEO」とも呼ばれている。
おそらく、他の人たちも同様に、一家言あるに違いないのだ。