POPFileさようなら
SFU3.5をいれたら…
会社のマシンにService For Unixを入れてみて、わりと気に入ったので自宅もCygwinを消してSFUに乗り換えた。別に、NFSクライアントが必要なわけでもないのだが、逆にCygwinのXサーバなんて使う必要性ないし、Cygwinよりも、かなり、しっかりとした作りのような感触なので。
まあ、問題ないだろう、と思ったら、とたんにPOPFileが動かなくなった。いや、SFUが悪いとは断定できないが、POPFileはUnix系の作りをしていてロックファイルもPIDからとってたりPerlで実装されていたりとするので、何かが意図せずSFU側のプログラムで動いてしまった可能性はある。もしかすればCygwinのときから、そうだったのかもしれないが、SFUはWin32サブシステムを経由しないPOSIXレイヤーで動いているものだから、Win32ラッパーで動いていたPOPFileと齟齬が発生してしまったのかもしれない。(しかし、SFUとPOPFileの相性が悪い、という報告もないようだし、別の原因の可能性も高い。)
OCNのスパムチェッカ
まあ、どっちでもいい。
実のところ、急いでメールを受信したかったので詳しくは調査せず、POPFileをバイパスする設定に戻してみた。しかし、一日100件以上の迷惑メールが来るものを手作業で分類するのはイヤなので、数ヶ月前から有効になっていたらしい、プロバイダ(OCN)の迷惑メール診断サービスを使ってみることにした。
OCNのチェッカはPOPFileと同様にメールヘッダのX-OCN-SPAMCHECKとかいうヘッダ(うろおぼえ)を追加して、そこにパーセントで書き込んできている。
とりあえず、100.00%のものだけ迷惑メールとして除去するようにBecky2を設定しなおして受信してみたが、予想以上に効果的だった。POPFileで迷惑メールと判断されるであろうものの一部は素通りしてきたが、その数も、わずか数件であった。(最近は迷惑メールは文字ではなく画像にしておくってきやがる。それがOCNでは迷惑メール率30%程度としか判断できないらしい。)
まあ、当分、これでやってみようと思う。
結論
もう、POPFileの役目は終わったのかな…?