VistaのSUA(旧SFU)にOpenSSHを入れてみる。
Vista(RC2)では標準のシステムコンポーネントの1つとしてSUAを入れることができるが、現在のところ、実際にはMSのサイトからダウンロードする形式になっている。
SVR-5と、そうでないタイプの2つの形式を入れられることになっていて、beta2ではSVR-5がうまく入らなかった記憶があるが、RC1/2では問題なく入る。
また、beta-2ではkshを立ち上げるとWindowsにおけるユーザを一意とするSIDとUnixのUIDが、うまくマップできない、という警告メッセージが表示されていたような気がするが、これもなくなっている。
ただし、svr-5のkshでは問題ないが、従来型のkshでは起動時にパーミッションの警告が出て、また、PATH類が一切設定されていない状況になる。profileがうまく読み込まれていない模様。(なぜか、ssh経由で入った場合には設定されている。)
このあたりの動きについては、よく分からない。
gccなどは標準で入れることができるが、それ以外のツール類についてはinteropsystemsのサイトから取得できる。
インストールにはpkg_add
を使うことになるが、Vistaで標準で有効になっているUser Account Control(UAC)は切っておく必要がある。インストールが完了したあとは有効にしておいて問題ない。
SFU3.5用のOpenSSL/SSHを入れてみたが、問題なく動作した。
sshdも動作している。
ただし、ssh -l ユーザ名 localhost
を試してみると、やたらと時間がかかるのが気になるが。
もう少し調査すべきか。