seraphyの日記

日記というよりは過去を振り返るときのための単なる備忘録

Windows Vista Beta2を試す

マイクロソフトに注文していた評価版DVDが到着したので、暇のできた昨日夜、入れてみた。

FedoraCore2ぐらいだったかの古いハードディスクを装着してクリーンインストール
躓くかと思ったが、何事もなくすんなりと入る。
ちなみに、このディスク、古すぎてカリカリ音が良く聞こえるので、今、なにをしているのか良くわかる。

認識できないデバイスRAIDSCSIカードのみ。
これはXPの標準でも無理だったので、もしかVistaではサポートされているかと少し期待したがダメだった。
まあ、よい。
グラフィクスもサウンドも標準で認識してくれた。

アンチウィルスを入れないと不味いが、対応しているのはCA製のものだけらしい。
一応、Vista用の無料評価版がなので、それを入れる。

気づいたことは、デフォルトで「Administrator」が無効になっていること。
また、インストール時に指定するユーザがAdministrators権限となっているが、システムに影響を与える操作をおこなうと、UACとかいう機能により、対話的に許可するまでブロックされる。
起動するたびに、CAのアンチウィルスを許可するか聞いてくるのでうざい。プログラムごとに選択的に許可できないものかは不明。(UACを切ることはできる。)

IMEも変わった。というか、「ALT + かな」で「かな入力」しとうとすると、ポップアップがでてうざい。しかも、入力していると勝手にローマ字入力に戻っていたり。orz

IE7+は、いまのところ問題なさげ。
XPにIE7beta2を入れてもいいような気がしてきた。
いれないけどね。

バイスまわりでは、電源管理が不調。レジュームすると、キーボードとマウスが使えないのでロックを解除できない。
仕方ないので、電源ブッチするはめに。
まあ、もとのXPでも不調だったので使ってなかったのだが。
正式版でも「常に電源ON」設定でつかうと思うし。

標準でメモリチェッカとかパフォーマンス診断ツールが入ってるとか、気をつかっているのがわかる。

ま、見た目としては、予想どおり「WindowsXP Second Edition」て感じ。

MSDNの記事を読んでいると、LonghornからShorthornとなり、しまいに角なしになって、本来のVistaが持つべき装備がどんどん削減されてしまったにもかかわらず、それでも、かなりAPIまわりが強化されていて、XP以前とは一線を画すOSになっているはずらしい。

だが、その恩恵を受けるのは、当分先っぽい。

そのうえ、Vistaリリース後に出るというWindowsXP SP3で、Vista互換コンポーネントがXPにも提供されるのではないか、という憶測もあるようだし。

ま、予想以上に、beta2は、まともに使えて、うれしいよ。
しばらく、使ってみようかな。